Challenge

  • 困っている人を技術で助け、付加価値の高い製品を開発できる技術者を育成すること。
  • 思いついたアイデアをすぐにデータ化し、実際の形にできる環境を整備すること。
  • 3Dデータを含むデータとメール、タスク、スケジュール管理などの複数のコミュニケーションツールを統合し、効率化・活性化すること。

Solution

クラウドベースの3DEXPERIENCE Platformを導入し、時間と場所にとらわれずにアイデアをデータ化できるようにするとともに、メール、タスク管理などをダッシュボード上でまとめて扱えるようにした。
金属3Dプリンターやレーザーカッターなどを備えたFABスペースを開設し、アイデアを自由に形にできるようにした。

Results

  • アイデアをデータ化し、実体として出力するまでの時間が短縮した。
  • データを共有して、教員とのデザインレビューがスムーズになり、学生間でもアドバイスがもらえるようになった。
  • メール、タスク管理、スケジュール管理などをダッシュボード上で一元管理ができるので、コラボレーションが容易になった。
  • ユーザー数の多いSOLIDWORKSだからこそ、3DEXPERIENCE Platformと連携して他校や多くの企業とのデータ共有が容易にできるようになった。

「3DEXPERIENCE Platformはクラウドベースなので、時間と場所の制約から離れて使えるのが強みです。また、1つのダッシュボードにコミュニケーション、タスク管理、データ管理などがまとまっているので、効率的です。他の学生や教員とデータを共有して意見を聞くことは、とても参考になりますし、モチベーションの向上にもつながります。多くの高専、大学、企業でも導入されているので、容易にデータをやりとりできるのも大事なポイントです。」

谷口 幸典 氏
奈良工業高等専門学校 機械工学科 准教授