Center for Advanced Design社が3DEXPERIENCE Worksに切り替え、パフォーマンスや製造可能性の問題を解決
繰り返し作業を排除し、設計変更に対する柔軟性を高め、デザイン コンセプトに関するコミュニケーションを円滑化することで、工業デザインを含む製品開発を加速する
クラウドベースの3DEXPERIENCEプラットフォーム上で動作し、SOLIDWORKS CADソフトウェアとともに使用できるように統合される、3DEXPERIENCE Worksのブラウザベースのソリューションを実装する。
仮定のシナリオ（～したらどうだろう）に基づいて考えることは技術革新の原動力です。
ニーズからアイデア、製品への道のりは、好奇心によって促進され、経験によって導かれます。Marc McCauley氏とJesse Hahne氏はCenter for Advanced Design社の共同設立者であり、製品開発に関する困難な問題を解決することに生きがいを感じています。1,700を超える製品を市場に投入した2人の経験を組み合わせ、その知識に基づいて、設計、エンジニアリング、試作品製作、生産におけるあらゆる決断を下しています。
3DEXPERIENCE® Worksプラットフォームで標準化する前に、Center for Advanced Design社はさまざまな設計ツールを使用していました。工業デザインにはAlias®、Rhino®サーフェス パッケージを、その他ほぼすべての設計にSOLIDWORKS® 3次元CADソフトウェアを使用していました。
ツールが統合されていないことで、従業員に大きな負担がかかっていました。
「AliasやRhinoでは、サーフェス形状を変更すると、パフォーマンスや製造性の問題が発生し、多くの作業をやり直す必要がありました」とMcCauley氏。「最初からやり直しです。設計変更を反映した新しいサーフェス形状を作成し、新しいサーフェス形状をSOLIDWORKSに再び読み込まなければならないのです」
同社は、工業デザインと機械設計の統合に適した明確なアプローチと、チームとしてのコラボレーションを容易にする単一のプラットフォームを求めていました。
3DEXPERIENCE Worksは、同社が求めていたブラウザベースのソリューションであることがわかりました。それだけでなく、SOLIDWORKS 3次元CADソフトウェアとシームレスに連動するため、採用はすぐに決まりました。
「3DEXPERIENCE Worksポートフォリオでは、お客様の成功を支える革新的な製品を開発し続けるのに必要な、工業デザイン、機械設計、シミュレーション、モーションの視覚化、レンダリング、データ管理、製造、コミュニケーションの各ツールにアクセスできます」とMcCauley氏は述べています。アプリケーション間を行き来する時代は終わったのです。
同社は間もなく、製品開発を促進するには、SOLIDWORKSでクラウドベースの環境を使用したほうがはるかに効率的であることに気付きました。Hahn氏は次のように述べています。「3DEXPERIENCE Worksソリューションを使用することで、工業デザインに要する時間を60%削減できました。これにより、より多くのコンセプトを作成し、製品開発サイクル全体を20%短縮できました」
「3DEXPERIENCE Worksツールを使用してBioDapt製品のアクセサリを作成、改良した経験から、クラウドの統合設計環境における作業は、製品開発の未来を示していると考えています。場所や時間を問わず作業できる柔軟性と自由が提供されることで、大幅な効率化が実現されるからです」
「概念開発から製造に至るまでの製品を、すべて同じクラウドベースの環境から利用できるので、当然ながら効率は向上します」とMcCauley氏は述べます。「3DEXPERIENCE WorksツールをWebブラウザから使用できる柔軟性が提供されたことで、俊敏性が高まりました」
Center for Advanced Design社は、クラウドの統合設計環境における作業は、製品開発の未来を示していると考えています。これは、場所や時間を問わず作業できる柔軟性と自由が提供されることで、大幅な効率化が実現されるからです。関与するすべての人が、メリットを得ることになります。