Challenge
民間企業に存在する、多数のエンジニアリングの求人に学生が適切に対応できるように、量・質共に十分なCAD体験を学生に提供します。
Solution
SOLIDWORKS教育版ライセンスを導入します。
Results
- 大半の求人の条件であるCADシステムの研修を提供
- より詳しいCADとエンジニアリングの体験を提供
- 学生が自分のラップトップで完全な設計とエンジニアリング スイートを実行できるようにする
- 雇用の見込みを高めるため、評価に認定試験を組み入れる
民間企業に存在する、多数のエンジニアリングの求人に学生が適切に対応できるように、量・質共に十分なCAD体験を学生に提供します。
SOLIDWORKS教育版ライセンスを導入します。
ブリガムヤング大学-アイダホ州(BYU-Idaho)は、アイダホ州で最大の4年制私大で、さまざまな関心や能力を持つ学生に質の高い教育を提供することに取り組んでいます。BYU-Idahoは、末日聖徒イエス キリスト教会との提携を通じて、生涯学習、雇用、学生の市民としての役割についての準備を支援する有益な学習環境の作成を目指しています。同大学は7つの単科大学と33の学部を運営しており、25の準学士号と100を上回る学士号が用意されています。年間31,900人の学生が入学しています。
最近まで、同校の機械工学部は、そのカリキュラムの一環として複数の3D CADパッケージの手順を提供していました。ただし、このアプローチでは、長期にわたり学生の役に立つ1つの設計システムを掘り下げた体験ではなく、複数のCADパッケージを少しずつ体験するところで留まっていました。
学部長のGreg Roach氏によると、雇用市場の調査と、より完全なエンジニアリングの経験に学生を向けたいという要望を組み合わせることで、BYU-Idahoは1年次のエンジニアリング グラフィクス コースと2年次の機械工学(ME)設計Iコース向けに3D CADシステムに一本化する道を探っていました。「企業への卒業生の就職とWeb上の求人情報に関する当校の調査を手掛かりに、最も優れた雇用機会を提供する3D CADシステムを決めることができました」とRoach氏は説明しています。
「当校は学生が雇用に備えてしっかり準備できるようにCADパッケージを教育するだけでなく、学生が自分のラップトップで実行できる設計とエンジニアリング パッケージに一本化することで、自分のコンピューティング能力を活用できるように力づけるソフトウェアを必要としていました。」とAaron Schellenberg教授は補足します。
「当校が必要としていた拡張性の高いアプリケーションがSOLIDWORKS®教育版でした」とGarth Miller教授は強調します。「多くの企業がSOLIDWORKSを利用しており、最も得られやすいエンジニアリングの求人でSOLIDWORKSが必要であることがわかったため、当校の早期課程で基礎をしっかり学ぶ際にSOLIDWORKSを標準とすることに決定しました。特に製造サイドにとって、SOLIDWORKSがさらに直感的になっていることもわかりました。」
BYU-Idahoは、1,150名の機械工学専攻生と、CADテクノロジーに関心を持つ他の学生に、2,000個の SOLIDWORKS Student Engineering Kitと、無制限のSOLIDWORKS Student Design Kitライセンスを取得し、1年次のコースと2年次のコースをサポートしています。「当校の最初の2つの履修必須クラスでSOLIDWORKSに一本化した主な理由は、学生がこのソフトウェアに没頭し習得できるようにするためです」とMiller教授は指摘します。
「これらのコースの履修の完了後は、学生はどのCADシステムでも自由に選ぶことができますが、SOLIDWORKSソフトウェアをさらに徹底的に使い込んだほうが、引き続きCATツールの使用方法を学ぶよりも、3年次と4年次にエンジニアリングの原則を学び、適用することに集中できます」とMiller教授は補足します。「こうして、学生は、ほとんどでSOLIDWORKSの使用経験を必要としている雇用の機会を求めるために必要なSOLIDWORKSスキルを獲得します。」
多くの企業がSOLIDWORKSを利用し、最も得られやすいエンジニアリングの求人でSOLIDWORKSが必要であることがわかったため、当校の早期課程で基礎をしっかり学ぶ際にSOLIDWORKSを標準とすることを決定しました。特に製造サイドにとって、SOLIDWORKSがさらに直感的になっていることもわかりました。
BYU-Idahoがその初期エンジニアリング コースをSOLIDWORKSソフトウェアに一本化することで、さらに2つの目標(学生のオンライン グローバル コミュニティに対するBYU-Idahoの使命を拡大することと、インターンで高い評価を得るスキルを学生に提供すること)も達成されます。「当校にはオンライン登録またはパスウェイ プログラム(低コストで教育を受ける機会を提供するもので、オンラインのコースと学生の地元で行われる会合で構成され、学生が大学の単位を得る)への参加者を合わせて、世界中に40,000名の学生がおります。インターンとして働くために認定SOLIDWORKSスキルを有する学生に対して高まる需要に対応します」とRoach教授は指摘します。
「当校がSOLIDWORKSソフトウェアに特に注目しているのは、学生向けインターンシップの可能性を開拓するためだけでなく、世界中のすべての学生に教育と雇用の機会を推進するためです」とRoach教授は補足します。
BYU-Idahoでは、評価システムにSOLIDWORKS認定テストも組み込んでいます。学生はSOLIDWORKSのスキルを得ることで、高評価を得ると同時に需要の高い認定を得ることもできます。1年次のエンジニアリング グラフィックス コースで、認定試験を受けない選択をした学生の評価はC以下に留まりますが、SOLIDWORKS認定アソシエイト(CSWA)試験の対策をし、合格した学生はB評価を得ます。認定技術者(CSWP)試験の対策をし、合格した学生はA評価を得ます。
「当校は学生に業界で認定された認定を提供する一方で、教師と生徒の力関係を変えるためにこの革新的なアプローチを始めています」とSchellenberg教授は述べています。「このアプローチでは、学生がキャリアを築くためのサポート役を担うコンサルタントとして、講師の果たす役割が従来よりも大きくなっています。SOLIDWORKSソフトウェアと認定試験の導入は、学部の目標と大学の目標の達成に一役を担うと同時に学生のキャリア形成もサポートします。」